
外壁塗装
低価格で優れた耐久性
外壁塗装とは、建物の外壁に塗料を塗って、劣化部分を補修し、防水機能や美観を回復させる工事です。外壁塗装には、次のような効果があります。
・建物を浸水から保護し、寿命を延ばす
・見た目を美しくする
・建物の劣化を食い止める
外壁塗装は、建物を維持管理する面でも必要です。外壁の塗膜は紫外線や雨風などの外的要因によって劣化し、雨漏りを引き起こしたり下地の柱を腐らせてしまう可能性があります。また、建物の傷みが進行すると、塗り替えだけでなく、外壁そのものを張り替えるなど大規模なリフォームが必要になることもあります。

屋根塗装
低価格で優れた耐久性
屋根塗装とは、その名の通り、既存の屋根の上から塗料を塗り直すことです。主にスレート、ガルバリウム鋼板、トタン、セメント瓦などの屋根材で行われます。屋根塗装の主な目的は屋根の美観を保つことにあります。
また、塗料にもいくつかのグレードがあり、遮熱効果があるものや、雨によって汚れを流すというクリーニング機能を備えているものなども中にはあります。塗装によって完全に屋根材を保護したり、もともとの寿命を延ばしたりすることができるわけではありませんが、屋根材によってはそれ自体の防水機能が低く、表面の塗膜が重要な屋根材を水分から守るために重要な役割を担っているケースがあります。塗膜が劣化してしまうと紫外線や雨などに屋根材が常にさらされることになり、見た目の色褪せが酷くなるばかりでなく、結果的にひび割れなどのトラブルのもとになる可能性もあります。

屋根板金
コストパフォーマンスに
優れた平葺屋根材です
屋根板金とは、屋根の板の接合部分やスレート系の屋根を止めている金属部分など、屋根に設置されている薄くて平たい金属製の板です。雨水や虫の侵入を防ぎ、屋根材を繋ぎ留める役割があります。
屋根板金には、次のような種類があります。
・棟板金:屋根の頂上部分に取り付けられる板金
・谷樋板金:屋根の谷部分の接合部を覆う板金
・水切り板金:屋根と外壁の隙間から雨風を防ぐ板金
屋根板金は、経年劣化により錆びたり変形したりしてしまいます。また、強風や飛来物が当たることによって変形したり外れたりしやすい箇所なので、定期的に状態を確認する必要があります

陸屋根・べランダ防水
FRP防水のベランダの防水性を
トップコートが守ります
陸屋根・ベランダ防水とは、雨漏りを防ぐために陸屋根やベランダの床を防水性のある素材にする工事です。
陸屋根やベランダは紫外線や雨に当たりやすく、劣化しやすい箇所です。防水工事は、建物内部に雨水が浸入することで発生するカビや腐食、シロアリの発生を防ぐために必要です。
防水工事には、施工する場所や現在の状態、使う材料などによってさまざまな種類があります。
・シート防水:塩ビやゴムなどの防水シートを重ねていく工法で、広い面積を短期間で施工できます。
・ウレタン防水:液状のウレタン樹脂を塗布して防水膜を作る工法で、柔軟性のある防水面が特徴です。
・FRP防水:ガラス繊維にポリエステル樹脂を含浸させた複合材料で層をつくる工法で、施工期間が短く耐用年数も長いのがメリットです。